内径選別装置 | 自動内径測定・検査機
従来の画像処理を用いた内径測定方法に対し、接触式を採用することにより、あいまいさがないため不良品の流出を防止する事が出来、高精度な内径選別を行うことに成功いたしました。
通常ピンゲージによる通り止まりの検査は手動で行われていますが、自動化することにより全数検査にも対応し、より高精度に内径の選別を行うことが可能となります。
また、外径・厚み・同軸等様々な検査オプションを加えることが可能です。
接触式内径選別(内径測定・検査)方法とは?
接触式内径選別方法とは、検査ワークの内径に太さの違う超硬ピンゲージを一定の負荷で挿入し、通り止まりの判定をすることにより内径寸法を選別する方法です。 検査軸を5軸とした場合、6種類の選別が可能です。
対応検査ワーク
お客様のニーズに合わせて供給部・搬送部・測定部などの専用設計も行っておりますので、大小様々なワークの選別を行うことが可能です。
内径では 0.125mm 〜 2.5mm、穴長では 0.5mm 〜 15mm までの実績が御座います。
ロゴスの内径選別装置の特徴
- サブミクロン単位での高精度な選別が可能( ピンゲージの精度による )
- 幅広い種類のワークの選別が可能( お客様仕様での専用設計 )
- ピンゲージの磨耗の自動補正をかける事で安定した選別
- 外径・同軸・厚み等、様々な測定オプション
仕様
検査可能ワーク(実績) | 内径 | 0.125mm〜2.5mm |
外径 | 1.25mm〜6.5mm | |
穴径 | 0.5mm〜15mm | |
形状 | 円筒状・円盤状・ブロック状・その他 | |
仕様(実績) | 測定方法 | ピンゲージ(磨耗は自動補正可能) |
測定精度 | ±0.0002mm(光通信用フェルール選別時) | |
検査数 | 1.5〜6sec/個 | |
検査軸数 | 2〜5軸(3〜6選別) | |
ワーク供給方法 | ボールフィーダー方式(形状により別途対応可) | |
ワーク運搬方法 | インデックス方式(形状により別途対応可) | |
装置寸法 | 1100o×830o×1900o(ディスク検査装置) | |
オプション | 外径測定 | |
同軸度測定 | ||
厚み・全長測定 |
※ 上記仕様は実績値であり、実際の仕様は検査ワークによって異なります。上記以外にも様々なワークに対応いたしますので是非一度ご相談下さい。
設備写真
- インデックス部
- 排出部
- 測定シリンダ