同軸度測定装置 | 自動同心度測定機
従来の画像処理を用いた同軸測定方法に対し、接触式を採用することにより、ごみ・振動等の影響を押さえることが出来、不良品の流出を防止します。
また、パーツフィーダーによる供給を行うことにより、全数検査が必要な現場で活躍いたします。
お客様のニーズに合わせて供給部・搬送部・測定部など専用設計を行っておりますので様々なワークに対応することが可能です。
同軸度測定(同心度測定)とは?
同軸度とは円筒状のワークの外径の中心に対する内径の中心のズレです。 光ファイバ通信に使用するジルコニアフェルールの場合、Φ9umの光の伝達路同士の接続が必要なため、サブミクロン精度での加工・及び検査技術が必要になります。
同軸度測定方法
弊社の同軸度測定方法は、測定ワークの内径にピンを差込み、ワークを回転させてピンの触れをレーザー測定器を用いて測定する方法です。 接触式でゴミや汚れの影響を受けにくく、既存の生産・検査ラインにも容易に組み込むことが出来ます。
ロゴスの同軸度測定装置の特徴
- サブミクロン単位での高精度な選別が可能( ピンゲージの精度による )
- 測定データをグラフ状にしてリアルタイムで画面に表示
- CCDカメラを取り付ける事によりピン交換時の設定が容易(オプション)
- ワーク搬送を専用設計することにより全数検査に対応
仕様
測定ワーク(実績) | 内径 | 0.125mm 〜 0.6mm |
外径 | 1.25mm 〜 2.5mm | |
仕様(実績) | 測定方法 | ピンの振れをレーザーにて検出 |
繰返し測定精度 | ±0.1um | |
検査数 | 360個 / 時 | |
ワーク供給方法 | ボールフィーダー方式(形状により別途対応可) | |
装置寸法 | 600o×500o×1,500o(フェルール同心度測定機) | |
装置重量 | 80kg(フェルール同心度測定機) |
※ 上記仕様は実績値であり、実際の仕様は検査ワークによって異なります。上記以外にも様々なワークに対応いたしますので是非一度ご相談下さい。
設備写真
- 測定部
- ワーク排出部
- ワーク運送部